学校の教員はなぜこんなにバカが多いのか

教員になりたい(やめとけ)

※本記事には広告が含まれている可能性があります。


僕は18年間、都内の私立中高の事務職員として勤務していました。

18年間本当に嫌なことがありすぎたのですが、今回は教員がなぜこんなにバカなのかということについて説明します。

本記事を読む方の対象者として

・子を持つ親の方
・教員になりたい方
・現在教員の方


に向けた記事ですが

・息子、あるいは娘の担任がバカなのは何で?
・部活の顧問がバカだから困っている
・教員になろうかと考えているけど悩んでいる
・今の学校を辞めたいけど、別の学校でまた教員になっても大丈夫か?
・その他


というような疑問とお悩みを持つ方に見ていただければと思います。

現在教員の方にとっては本記事を読んだとしても胸が痛くなる可能性がありますので、ここから先はご自身にお任せしますが、僕は学校の事務方で18年近く仕事をしていたので、事務方からの目線で書いております。

参考になることもあるかもしれませんし、あなたの人生を大きく救う可能性もあります。

以下の目次からご興味のある項目を選んで読んでいただいて構いません。

悩みを解決することは難しいかもしれませんが、本記事を読むことで少しばかりは上がった血圧を下げることに一役買うかもしれません。

僕の会社員時代

本記事をお話しする前に、僕の会社員時代のスペックを紹介した方が良いかと思います。

教員ではありませんでしたが、都内の中高一貫の学校事務職員でした。

僕の所属は中高で、同じ母体に幼稚園、通信制がありました。
なお、専門学校もあったのですが、2019年4月くらいから経営不振と学生減少により募集停止となり、現在は建物だけ残っているようです。

建物は建設から50年近く経過しており、耐震診断基準も現行の基準を満たせず既存不適格のままです。
(既存不適格とは、すでに建っている建物が時を経ることで建築基準法により建築基準が変わり、新しい基準に適合しない建物を言います。この場合、建築基準法違反にはならず、数年の経過措置が付され、既存不適格という扱いになります)

そして、施設のそこらかしこが痛んでいるため、現況売買は大変厳しく、かといって建物を解体し、更地にして土地を売ろうにも、解体費用すら捻出できないくらいに経営が厳しい先行き真っ暗な超貧乏学校です。

先ほどから脱線してばかりですが、大学も含め、県外に所有している付属施設の管理が出来ずに野放しにしているところが本当に多いですよ。

ちなみに僕は2022年1月にこの学校を退職代行を使って退職しています。


教員がバカな理由

本題に入る前に注意点として再度申し上げますが、教員はバカなので、そこは認めてあげましょう。
そう思い込んだ方が気楽です。

そのうえでご説明いたします。

教員免許は滑り止めの資格です

まず前提として、確かに教員は教職を取るために勉強しているので、担当教科についての知識はあります。

ですが、教職は簡単に取れてしまうので、教員試験を受けるハードルってとても低いんです。

僕は事務職員でしたが、同じ事務所の人で教職の免許を持っている人がいたので、なぜ取ったのに教員にならなかったのかを聞いてみたのですが、とりあえず教職の資格を取っておけば何か役に立つかもということでしたので、その程度で教職は取れるんです。
(採用試験はまた別です。予想しているかもしれませんが、その事務の人もバカでしたよ)

なぜ取ったのか疑問ですよね。

そんなことはさておき、頭に入れておかないといけないのは

大手企業に入社したい、もしくは公務員になりたいが(最低でも地方)
なれない可能性の方が高いので、出来損ないばかりの搾りカスです。
ですので、滑り止めとして教職を取っている。

可能性が高いです。

ですのでそもそもの話、優秀な人は教員なんかになりません。

学校は安泰だと思っている

大手企業や公務員が無理だったら、教員になることが出来れば安泰だろうと思っている間抜けな教員が本当に多いです。

何をもって安泰と言えるのでしょうか?


例えば全国にある国公私立短大の学生数は令和5年度に8万6685人となり、ピークだった平成5年度の約53万人から84%減少しています。

たったの30年そこらで84%も減少って・・・。

国公私立短大の数については平成8年度の598校が最多です。
その後は減少が続き、令和5年度は公立15校、私立285校の計300校に半減しており、そして悲しいことに、現在は国立短大は存在しないのです。


そして、大学に至っては現在では50%以上の学部で定員割れ。
学部が無くなっている例もたくさんあります。
(僕が卒業した大学の学部は20年くらい前にすでに消滅しております。一応東京6大学でしたが、6大学でもこれっすよ)

少子化の波は当然小中高にも襲ってきているのですが、そんなことも知らずに教員の道を志す人が絶えません。

安泰ではなく不穏ですね。

ですからそんなことすら知らないんです。
安定していないのに。

ちなみに本記事から脱線しますが、少子化は今から30年以上前から始まっているのに、学校という類の施設は増え続けています。

先を読まないバカが非常に多いことも問題ですが、一方で、その頃にたまたまお金があって勢いで建物を増やしていった経営者や責任者は今では高齢で退いているか、もしくはあの世に行っているかのどちらかです。

しりぬぐいって不幸です。

生徒に教えるくらい楽勝だと思っている

教えれば生徒はついてきてくれて、生徒の学力を上げられると勘違いしております。
さらに、自分の教える技術になぜか自信があるというとんでもない錯覚を起こしています。

なぜかと言えば子供は大人の言うことを聞くと思っているから。

だから教員は楽勝だと思っているんですよね。

非常に大きな勘違いと錯覚です。

まるでモテない男がかわいい女性と少しばかり会話をしたくらいで自分はモテると錯覚し、挙句の果てに付き合える可能性があると思い込むような、とんでもない見立て違いをしているようなものと一緒です。

仮に、学力が上がらない生徒がいれば、自分のせいではなく、生徒がバカでどうしようもないと決めつけ、自分に非は無いと決めつけます。

ですが、生徒はあくまで子供ですし、成長していけば反抗期を迎えます。

タルイ教員だったら舐めてかかってもいいやと思うくらいにしたたかになりますよ。

教員はそんなことすら考えに及ばないんです。

先生と呼ばれることに優越感を感じている

どんな人でも先生と呼ばれ続けると、今まで割と謙虚だった人柄でさえも、しまいには自分は偉いと錯覚を起こします。

ともなれば、何でも言うことを聞くだろうと思い、頭ごなしに無理難題を言ってきます。

ひどい教員だとめっちゃ上から目線ですよ。

僕がいた学校では、生徒のことをバカ呼ばわりする教員もいましたし、どこからそんな言動や態度が出るんだろうと疑問に感じることもありましたし、はたから見ていて未来ある若い生徒がとても可哀そうでした。

先生だからと言って偉いわけではありませんし、そんな人間が一般企業なんかに転職しようものなら阻害されるのは丸見えです。

力で押さえつけられると勘違いしている

特に真面目でおとなしい子は注意が必要です。

高圧的な教員だと、自分の言うことを聞いて当たり前という自分基準があるので、それを脱線しようとする生徒がいればなおさら高圧的に出ます。

僕は事務所にいても、教員が生徒のことを小ばかにする発言がたまに耳に入ってきたので、偉くなったと勘違いしているなぁと感じていました。

反対に、言うことを聞かない子は目も向けてもらえなくなります。
その裏には言っても無駄だという思い込みがあるからです。

職務放棄ですね。

頭が良いと錯覚している

大学を出ていてそれなりに知識もあるという自信から、自分は頭が良いと錯覚しています。

そりゃ生徒に比べれば年齢も随分上ですし、それだけ長く生きていれば知識で勝つのは当たり前です。

出来の悪い生徒がいればいるほど、自分は頭が良いと錯覚します。

ですが、担当の教科の知識があるだけで、頭の中身は非常識なことが多いです。

学級崩壊を崩壊とは思っていない

生徒同士のいざこざやいじめは崩壊の前兆ですが、「子供同士のくだらない小さなもめごと」と決めつけ、目を背けます。

いじめ問題は常態化すると非常に大きな騒ぎになることは分かっているので、目を向けずに、そのうち風化してくれることを祈っています。

学級崩壊というと否定するのですが、本当は薄々気づいています。

非を認めず教員同士で傷をなめ合う

保護者は今も昔もわが子は第一です。

昨今は教員不足が話題となり、保護者目線で言えば

この学校は大丈夫か
うちの子供を預けていて大丈夫か


などの心配をよそに、対応が遅れればクレームが入ります。

教員はプライドが高いんです。
ゆえに、自分の非を認めず、自分たちの中にある原因を探ることはしません。

うるさい保護者に対しては「モンスターペアレンツ」という流行り言葉で終わらせ、職員室内で教員同士で愚痴の言い合いをしています。
そのような親には「厄介な親」というレッテルを貼るだけに終わり、その後の改善策は取る訳もありませんし、被害者の教員に対し、周りの教員たちで傷のなめ合いをします。

そんな教員たちが、保護者と理解し合い、未来ある子どものために何をすることができるだろうかと疑問に思います。


教員を続けてよいのか?

ここからは現在教員の方に向けてお話しします。
(特に苦しい目に会われている方向けです)

今までお話ししたことをまとめると

保護者も教員もお互い「バカ」と心の中で罵り合い
大切な子供を置き去りにしています。


真面目なあなたには

どういう理由で教職に就いたかは不明ですが、教員の世界はやはり年上が年下の教員をこき使う世界が多いです。

お互い協力しようという姿勢はあまり見られず、派閥が出来ており、表向きは話をしている風に見えていても、裏では貶し合います。

真面目なあなたにはおそらくそういう世界観が垣間見えていると思います。

そして、この先はあなたにも多くの面倒なことが降りかかります。

特にお若い方は気をつけましょう。

足元を見てこき使ってきます。
先ほども言ったように、教員は偉いと思っていますし、プライドが高いから。

そして、真面目な人ほど損をしますし、やられます。

よく動く人には仕事を無理やり振られます

よく動いて嫌な顔をしないような、何でも実行する人は要注意。

生徒のことを考えず、周りの教員の目や機嫌を気にしているのであれば本末転倒です。

本来目を向けるべき相手は生徒のはずですが、どうでもいいバカ教員に気を使ってしまっているので、何のために教員になったのかをもう一度考えましょう。

でも、すでに遅い可能性もあります。

泥沼に落ちてしまった以上は修復は難しいかもしれません。

あとで説明しますが、非常勤講師になりましょう。

生徒の方が学力は上

今はネットで勉強できる時代です。
教員の意義は何でしょうね?答えられますか?

YouTubeで勉強するほうが身になります。
あなたの分かりにくい授業を聞くよりも

中田敦彦さんの動画の方が面白くて分かりやすい。
○○予備校の先生の動画の方が点数が伸びる。


生意気な生徒だと、先生の授業はつまらないと言います。
ネットで調べられるから授業は寝ようとか、どんどん出てきます。

こんなの当たり前です。
ですから学校の存在意義すら問うべき時代ではないかと個人的に思います。

教員を辞めたかったら

40代の方は辞めるのはもったいないです。
定年まで頑張りましょう。

お若い方はストレスと汚い人間社会、そして少子化の波等々、波乱の人生を歩む前に考えましょうね。

辞めずらかったら退職代行を使いましょう。
楽勝に退職出来ます。

お勧めの退職代行を載せておきますが、教員であればお金にお困りでは無いでしょうから弁護士さんがよいと思います。


これから教員になりたい方

お勧めはしませんが、どうしてもなりたいのであればなれば良いです。

もう一度書きますが、教員の世界は

・ストレス過多
・腐った人間関係
・少子化の波


この3本柱に勝てる見込みがあればなっても良いです。
本当に本当に教員の世界は強い意志が無いと務まりません。

そしていよいよ出てくるのが

非常勤講師がお勧め

非常勤講師がお勧めという記事でも書いていますが、時間が自由で、自分のペースでやりたいことが出来ます。

副業も出来ますよ。
ストレスも教員の10分の1以下です。


ですので、今の時代に即した生き方だと感じます。
(※政府までもが副業を勧めています)


教員免許を持っているのであれば非常勤講師の世界に飛び込みましょう。

僕なんか運転免許証しか持っていませんから、あなたのように教員免許を持っている方が羨ましいです。

教員と非常勤講師の業務対比

ざっくりこんなところです。

 No 項目 本務教員  非常勤講師 
1朝の挨拶運動有り無し
2定時出勤有り無し
3残業有り無し
4朝会有り無し
5授業20コマ以上少ない
6生徒指導有りほぼ無し
7部活指導有りほぼ無し
8ゼミ(春・夏・冬)有り少ない
9ゼミ(放課後)有りほぼ無し
10ホームルーム有り無し
11清掃対応有り無し
12教室の戸締り有り無し
13職員会議有り無し
14部長会議有り無し
15主任会議有り無し
16学年会議有り無し
17修学旅行引率有り無し
18郊外授業引率有り無し
19試験監督有りたまに有り
20生徒指導有り無し
21部活指導有り人による
22生徒面談有り無し
23保護者面談有り無し
24保護者会有り無し
25営業(塾)私立のみ無し
26営業(中学校)私立のみ無し
27学校説明会有り無し
28入学試験有り休み
29入学式の準備・出席有り無し
30 卒業式の準備・出席 有り任意
注意:学校により項目は異なります

教員を甘く見てはいけません。

このような状況下で働く教員はバカだと思いません?

これらが出来ない、そしてできなくなるから保護者からクレームも来るんです。
さらに、生徒がいじめで自殺。

いじめられていることを何となく教員は知っていたのに無視。
本来、そんな薄情な人間ではなかったはず。

ですが、そうなってしまってもだれも責任は取りませんよ。

もっと全うな人生を送ることが出来る仕事はいっぱいあります。

まとめ



今回は教員はなぜバカが多いのかという記事を作成しましたが、もちろん頭ごなしに教員を全面否定することはしません。

未来ある子供たちに夢と希望を与える非常に大きな責任とやりがいを宿った職種かとは思いますし、それはそれで素晴らしいです。

ですが、学校に18年いた僕からの助言としては、今まで見てきた世界観と世の中の情勢から鑑み、とても人にお勧めできる職業ではないですし、保護者の方も、教員がバカな理由をお分かりいただけたかと思います。

隣の畑は青くみえると言いますが、まさにそのように錯覚している教員志望の方は多く存在します。
現在教員をされている方も、どこそこの学校の芝生はきれいに見えると思ってもそれは錯覚です。

もちろん全員がバカだとは言いませんが、教員としてもっとまともな生き方や考え方を身に付けて、生徒と保護者に寄り添う立場を作ることが出来れば問題無いかとは思います。

これから先のことを鑑み、教員を目指す人や現在の教員の方にとっても良きアドバイスとして受け止めていただけたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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